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【シバき】防衛大で怒られること一覧 ①

防衛大の1年生はとにかく怒られます。

 

朝から晩まで1日中上級生に見張られ、とにかく完璧に過ごさないと文句をつけられます。(上級生も別に見張っているわけではないが、同じ空間にいるから目に付く。)「実際どういうことを怒られるの?」という方も多いと思うので、思いつく限りリストアップしていきます。

どこの方言かわかりませんが、防衛大では「怒る」=「シバく」という風な言葉の使い方をするので、以下そのように記述します。また「プレス」=「アイロンがけ」です。

呼び出しと機会指導

呼び出し

最もポピュラーなシバかれ方。授業から帰ってくると自室の前のネームプレートが動かされ、「山本のもとまで」などと書かれているのが一般的。

 

「ああ、自分は山本さんに呼び出されたのか…」「自分なにしたっけ…」と考え始めることになります。

 

呼び出しに行くとだいたい「なぜ呼び出されたかわかるか…」と聞かれますが、心当たりがないのが普通。ここで適当にあてに行ってしまうと、余計な悪事を自分からバラしにいってしまうことになるから注意しましょう。

 

呼び出し指導では、適当に話を合わせる能力が十分に身につきます。

機会指導

その場で終わる指導。例えば、名札を未着用の1年生がいたとき、上級生から「名札をつけろ」と指摘される類のものが機会指導に分類されます。

 

機会指導中に誤った返答や、不誠実な態度を見せると一転して「後で俺の部屋に来い」呼び出し指導に昇格することもあるので、細心の注意を払って指導を受けなければなりません。

 

適切な返答に成功して呼び出しへの発展を回避した時ほどホッとする瞬間はないと言えます。

服装

容儀点検

容儀点検
日曜日の夜と、月曜日の朝に毎週行われる服装や身だしなみの点検基本的に1年生以外は点検に落ちない1年生は横1列に並び、「容儀点検の持ち物」としてメモ帳、ハンカチ、ティッシュを携帯していることを示さなくてはいけません。1年生はこの点検に受かるため、土日の貴重な休みをプレスに費やすことになります。

 

容儀点検の点検項目は、正直テキトー。完全に4年生の気分と主観で決まるため、「絶対に落とす」と意気込んでる上級生に当たってしまったら絶対に受かることはありません。

 

だいたいの点検項目は以下の通り。

制服にシワがあるかどうか
ベルトがねじれてないか
ベルトが長すぎないか
ほこりがついていないか
ネクタイを正しく結べているか
靴の手入れは万全か
持ち物をすべて持っているか
バッジを磨いたか
基本動作は正しいか
(回れ右など)
返事は大きいか
時間に間に合ったか
ひげは剃っているか
背筋は伸びているか
目は輝いているか

———————————

無限に点検項目を増やせるので、生かすも殺すも4年生次第です。ぱっと見で努力や準備の跡が見られればだいたいの場合通りますが、明らかに準備をしてこなかったものに関しては容赦なく落とされてしまいます。

 

Twitterで、「帰校遅延などをするとどうなるんですか?」とよく聞かれますが、容儀点検でのチェックが自然と厳しくなるというのが罰の1つとしてあります。

再点検

点検に落ちた者は次の日も同じ点検を受けなくてはならず、これは受かるまで続きます。金曜日まで受からないということも多々あるのです…。(その際はリセットされる)

 

初日で受かった学生は点検の準備をしなくていいため比較的時間に余裕ができます。一方で点検に落ち、再点検の準備をする学生は平日の時間も長めにプレスの時間をとる必要があるため、ほかのことが手につかなくなりさらにシバかれる要因が増えていく傾向が出来上がります。

 

生活を軌道に乗せたければ日曜と月曜の1回で確実に合格しなくてはなりません。

 

普段の服装

1年生は容儀点検に限らず、普段の服装にも気を付けなくてはなりません。ほかの部屋を訪ねる際、廊下に出る際は必ず鏡の前で「着こなし」を行います。

 

「挨拶が小さい」という理由で呼び出されたのに、「着こなし」が理由でさらに呼び出しが増えるというのはよくある話です。

生活

挨拶、敬礼

上級生に出会ったらとにかく大声であいさつしなければなりません。敬礼の角度やタイミング、帽子をかぶってるかかぶってないかでもやり方が変わるので、状況に応じて正確な挨拶をしないと呼び出し対象は避けられないのです。

食事の配膳

昼食に限っては1年生が上級生の分も盛り付けを行わなくてはなりません。その際、上級生に欠けた茶碗や箸を提供しないように細心の注意を払いましょう。また食堂の炊飯能力が低いため、お米の仕上がりは均一ではありません。

 

上級生には「上メシ」自分たち1年生の分は「ベちゃメシ」となるようにお米を盛りつけないと、あとで呼び出されてしまいます。(食堂が炊飯器変えろよ

 

食事中は上級生の前に座り、面白い話題を提供する必要がありますその間上級生がお茶を飲みきったらさりげなくおかわりを勧めたり、醤油が欲しそうなら察知して差し出すような機転も試されます。

 

また上級生からティッシュやハンカチを求められて持っていないとこれもアウト。すべてを常に完璧にやらないと待っているのは「後で俺の部屋来い」のひとことですよ。

食品持ち込み

1年生は、食事をとる時間がないからといって教場に食品を持ち込んではいけません。カバンの中にパンとかを入れていると、上級生の気まぐれで始まる「カバン点検」で君のパンは衆目に晒されてしまいます。

 

18歳を超えた人間が、こっそりパンを食べようとして怒られ、さらに人前で涙ぐんでしまうというのは外から見たら何とも笑える文化かもしれませんが1年生は必死なのでしょうがないのです。

 

時間外喫食

防大生は基本的に朝昼夜の食堂での食事以外の間食を禁止されています。

 

上級生は基本的に「俺はいいんだよ、俺だって1年生の時は我慢してたよ」というスタンス。理不尽かもしれないが、1年生だけは基本的にお菓子などは食べられません。

 

部屋の上級生がテキトーなら食べられるかもしれませんが、ほかの部屋の上級生にバレてはいけないので、堂々と食べることはお勧めしません。ただ、例え上級生であっても指導官に見つかってしまうと等しくシバかれるので、進級してもあくまで隠れて食べる必要があります。

時間外睡眠

防大生は2230~0600以外の時間は一切寝てはいけません。

 

たとえ上級生が部屋で毛布を広げて寝ていたとしても、1年生は真似してはダメです。そういう社会、文化なのでもはやしょうがない。1年間は耐えるしかありません。4年生になっても1年生と同じ生活ができるものが真に褒められるべき自衛隊員の姿なのかもしれないが、正直100人に1人もいません。みんなゲームを隠し持ってるし、やることがないとYouTubeを見だすし、昼間も平気で寝る。

 

1年生はすべての時間働いとけよみたいな風潮なので、時間外睡眠が見つかってしまうと、「同期が頑張ってるのにお前は何なの?」と総シバきを受けることになるので絶対にしないほうよいでしょう。

 

寝るなら授業中ね。(これももちろんダメだけど、疲れ果てた1年生が寝るのはもはや授業中しかないし、教官も事情を分かってるから起こしてくる人は少数派。)

 

>>まだまだシバかれる1年生(つづき)

POSTED COMMENT

  1. 湯沢くん より:

    星川雅の事を教えてください!

    • 防大くん より:

      自称自衛官相談員の星川さんですね 笑 直接お会いしたことはありませんが、Facebookで繋がっています。投稿を見る限りとても悪い人には見えませんが、「公安にマークされている」だとか「自衛官を退職に導いている」とか噂が絶えませんね。防大生の知り合いもたくさんいて、私の知り合いでも通じている人は多いです。

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